CONPT 日本新聞製作懇話会
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目的と歴史

 日本新聞製作技術懇話会(Conference for Newspaper Production Technique-Japan:略称CONPT)は、新聞社と表裏一体となって新聞製作技術の改善・向上を図る目的で、1975年(昭和50年)5月、新聞製作に関係する企業によって設立されました。
 当時の新聞製作はCTS化の時代を迎え、組版、印刷、発送それぞれの部門でコンピューターによる自動化、省力化が大きな流れとなっていました。日本新聞協会主催の第1回新聞製作技術展(JANPS)が72年に開催され、翌年には第2回が開かれるなど、新聞製作技術の向上に対する意識の高まりを受け、JANPS出展企業が母体となって懇話会の発足となったものです。
 今日、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進展する中にあって、新聞界も一層の技術革新が必要な時代となっています。CONPTは新聞製作技術をはじめ新聞社の業務全般にわたり必要とされる技術・システムの向上、発展の可能性を追求し、新聞界に貢献できるよう努める所存です。
 こうした決意のもと、CONPTは2021年7月、「一般社団法人 日本新聞製作技術懇話会」に組織を変更し、新たな出発をいたしました。
 会員社一覧

組織と運営

 CONPTは新聞関係の業務に携わる企業を会員(社員)とする非営利型一般社団法人です。理事会のもとにある評議委員会が活動方針を定め、クラブ・企画・広報の3つの実行委員会と作業部会(技術対話部会)が定期会合を開きながら各種活動を展開しています。会員各社のCONPT担当者は3委員会のいずれかの委員会に所属しています。
 CONPTの運営・活動は会員社からの会費収入に基づいています。毎年、会計年度終了後の5月に定時総会(社員総会)を開き、前年度の事業、会計報告を行い、新年度の事業、予算案を審議します。年末には事業活動、予算執行状況などの中間報告を行います。
 事務局では専従職員が事務、会計、連絡業務等を担当。日本プレスセンタービル8階の「クラブルーム」と呼ばれる懇話会室は、会員社や新聞社などの会合にも利用されています。
 事務局へのアクセス

事業活動

■海外新聞製作事情視察(CONPT-TOUR)
 日本新聞協会の協賛を得て、1976年からCONPT-TOURという名称で毎年海外の先進的な新聞製作事情を視察してきました。当初は北米を中心に新聞社や印刷工場を訪問していましたが、その後、欧州がメインの視察先になりました。
 近年はWAN-IFRAが主催するWPE・DCX展や世界最大の総合印刷機材展drupaを見学するとともに、新聞社とその印刷工場、メディア企業を訪問し、製作技術に限らず新聞に関する幅広い知識が得られるよう努めています。
 視察団には日本全国の新聞協会加盟新聞社ならびにCONPT会員社が参加しています。帰国後には新聞社、会員社を対象にした視察報告会を開き、海外の動向に関する情報共有化を図っています。
 視察団は新聞協会加盟の日本全国の新聞社ならびに懇話会会員社のメンバーが参加し、これまでの実績から日本の新聞製作技術の向上に大きな貢献をしているとの評価を得ています。
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■新聞製作人 新年合同名刺交換会
 新聞社の製作部門の上流および下流工程に属する首脳と懇話会会員社の代表が、日本新聞協会との共催のもと一堂に会して新年の挨拶会を行います。パーティーには毎年300名以上が参加して、和やかに交歓の輪が広がります。
■会報誌「CONPT」
 新聞社と会員社の情報交換、情報発信の場として、新技術や新製品、JANPS、CONPT-TOURなどの詳細をトップ記事に、新聞社の新任局長に抱負を語ってもらうコラムや会員社リポート、CONPTの活動日誌など掲載しています。隔月奇数月に発行し、新聞協会加盟の新聞社、懇話会会員社に配布しています。
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■技術懇談会
 新聞製作技術に偏らず社会各方面の新知識を得るため、随時講演会、見学会、懇親会を催しています。各会を通じて会員同士の親睦を図ることも大きな目的です。
■JANPS(新聞製作技術展)
 日本新聞協会主催のJANPSには、懇話会発足の1975年の第3回から協賛しています。同展は当初は東京・北の丸の科学技術館を会場としておりましたが、出展規模や内容の拡大から第9回(1987年)は東京・晴海の国際貿易センターで、第11回(1991年)は千葉・幕張メッセへと移り変わりました。第14回(1997年)からは会場規模・交通の便を考慮し、東京・有明の東京ビッグサイトで開催しています。
 JANPSは会員社が出展資格を持ちますが、第17回(2003年)からは、会員社以外にも門戸を開き技術展の拡大充実を図りました。展示は「ネットワーク・セキュリティー」「CTS・組版・DTP」「製版・CTP・刷版」「印刷」「発送」「資材・その他」などの部門に分けて、新聞製作をはじめとした新聞社の業務全般に関する技術、システム、ソリューション等の展示会としています。
 開催期間は通常3日間で、全国の新聞社、関連機器・資材などのメーカーだけでなく、海外からも多数の見学者が訪れます。期間中には隣接の会場で日本新聞協会による新聞製作講座も開かれます。
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■CONPTセミナー
 2001年に開催したJANPSの最終日に「我が社のCTP」と題して、CONPTセミナーを初めて開催しました。新技術の状況や方向性を紹介する試みが高く評価され、それ以降のJANPSでも時宜に応じたテーマを企画してきました。
 2022年2月にCONPTが初めて主催したバーチャル展示会「CONPTオンラインEXPO」では、「新聞めぐる世界の潮流を読む」と「新聞印刷工場の最新技術紹介」の2本のセミナーを配信し、多数の方々に視聴していただきました。
■技術研究会
 新聞社の役に立つメーカー技術を紹介する勉強会です。懇話会会員各社の持つ最新技術、注目される技術をテーマに、会員社が講師となって実施します。開催日は原則として新聞協会技術委員会の開催日に合わせ、年2~3回を予定します。
■新聞社と技術対話
 新聞社が期待する新しい技術を探るため作業部会を新設、2016年から技術対話活動を始めました。新聞社の幹部、技術者、あるいは若手社員の方々と「未来の技術」を幅広く語り合います。